メイクの仕事で稼ぐには?
稼ぐことと楽しむことを両立させるライフスタイルビジネスのコーチ、吉村のぶきです。

国内外のメイクアップアーティストやメイクスクールオーナーに、売上アップと売上を自動化する考え方や仕組みを提供しています。

Facebookのフィードにサラリーマンの手取りがますます減っていくというニュースが流れてきました。
給料がアップするより社会保険料がアップするスピードの方が速いので仕方がないですね。

時々「いくら稼いだらいいんですか?」と聞かれることがあります。

自分のビジネスだから欲しいだけ稼いだらいいじゃん!
と思うので「仕事とプライベートとやりたいことをするためにいくら必要なの?」と尋ねます。

そうすると曖昧な人が多いんですね。
確かに目標が明確な人は、「いくら稼いだらいいんですか?」とは聞きません。笑

もちろん起業したらリスクマネジメントの観点で稼ぐ必要のある金額があります。

メイクで起業したらいくら稼ぐ必要があるのでしょう?

目安としては、最低限の生活費の3倍です。

その根拠を説明しますね。

一番大きな課題が老後の生活費です。
将来も公的年金でなんとかなると思っているとしたら、ちょっとお気楽すぎかもしれません。

起業家に定年はないですが、何歳までメイクアップアーティストとして活躍できますか?

仮に60歳とします。

85歳まで生きるとして、現役中に25年間の生活費を用意することになります。
計算を簡単にするために、積み立てる期間と使う期間を一緒にします。
60歳から同じく25年を差し引くと35歳になります。

いまの日本の金利は、ほぼゼロです。

35歳から準備するとしたら、今の生活費と同じ金額を毎月貯めていく必要があるということです。

日本でいっちばんパフォーマンスの高い年金保険に加入しても何の足しにもなりません。
そもそも85歳まで払ってくれる商品がありません。
金利が悪すぎて商品そのものを設計できないからです。

25歳から準備したとしても今の生活費の7割ほどの金額を貯める必要があります。

ここまでで、最低限の生活費の2倍を稼ぐ必要があるということです。

個人でフリーで活躍しているとしたら、病気やケガのリスクも考えておきたいところです。
長期で仕事ができなくなると収入がストップしてしまいます。

入院費や治療費などは医療保険などでカバーできます。
でも収入まではカバーしてくれません。
もしもの時の収入をカバーしてくれるものには、所得補償保険があります。
講師の代行を頼む必要がある場合は、事業主費用特約をつけてください。
代行の講師を雇う費用などをカバーできます。

当然、医療保険よりも高いですし、カバーできる期間にも限度があります。
もしもの時の緊急資金は別途用意する必要があります。

旅行などの娯楽や車の購入などのまとまった支出のための預金なども必要です。

その他もろもろ考えると、最低限の生活費の3倍は必要になってきます。
なかなか大変ですよね。

そこそこ稼げてるなと思っている人も、毎月の出費を見直した方がいいかもしれないと思ったかもしれません。

ただ、将来のリスクに備えるために頑張ったり、我慢したりってモチベーションあがりませんよね。

もっと楽しくいきましょう!

そこで必要になってくるのが、自分が直接関わっていない間も売上のあがる仕組みをもつことです。
もしくは1対1だけではなく1対多でより稼げるような仕組みをもつことです。

将来に備えなければいけない金額も大きく減らせます。
何より今の生活をもっとエンジョイできるようになります。

1ヶ月の休暇をとりながら以前の3倍稼ぐなんてことも実現されています。

ちょっとだけ収入をアップしようと思うと、長時間働いたり自分の能力をアップしようと考えてしまいます。
施術のメニューを増やすとかはもってのほかです。

もっと大胆に考えてみましょう。
他の人からするとクレージーだ、そんなん出来るわけないじゃんと言われるくらいの願望を叶えるには?

今の3倍、いえ、5倍とか10倍にするには?って真剣に1週間考えてみてください。
もし思いつかなかったらこのブログでヒントを得られると思います。

 

マニラのカフェにて